ミニチュアのお人形やドールハウスの小物を編み物で作る時に極細の編み針が必要になります。ミニチュアの編み物の本や使用する毛糸の種類にもよりますがだいたい1mmと1.5mmがよく使われます。
私が持っている編み針の中から
- addi 棒針&輪針
- HiyaHiya 棒針&輪針
- KnitPro 棒針
- HEIDI OTT 棒針
- Tulip 棒針
こちらの5つのメーカーの編み針の特徴をまとめてみました。
好みの編み針を見つけてミニチュアのニット作りを楽しんでいただけたら嬉しいです。
addi
棒針:
- スチール製 5本1組(写真の棒針は10cmで現在は作られておりません)
- 針の太さ 1.25mm 1.5mm 1.75mm
- 針の長さ 20cm
- ドイツ製
丈夫で重くもなく軽くもなくしっかり持てます。
輪針:
- 真鍮製
- メッキ加工されていないタイプ(右)
- ニッケルフリーのメッキ加工されているタイプ(左)
- コードはナイロン
- 針の太さ 1.5mm
金属アレルギー対策としてニッケルフリーのメッキ加工がされているタイプ(左)とされていないタイプ(右)があります。
針の滑りや入れやすさには違いはあまり感じないです。
メッキ加工されている(左)
addiの輪針の特徴は何と言ってもコードのしなやかさです。
マジックループで編むなら最適だと思います。
コードと針のつなぎ目がスムースで糸のひっかりがないのでストレスなく編めます。
HiyaHiya
棒針:
- ステンレス製
- 針の太さ 0.7mm 1mm 1.2mm 1.5mm 1.75mm
- 針の長さ 15cm
- 中国製
ステンレス製なので持った感じが軽いです。
針先が長くて細いので極細糸の編み目にも入れやすいです。
針先が細めがお好きな方にはお勧めです。
輪針:
輪針で1.5mmよりも細いサイズがあるのがとてもありがたい!マジックループで作りたい作品の幅が広がります。
コードはテグスのような柔らかさです。
物にもよりますがコードと針のつなぎ目がひっかりがある時があります。
KnitPro
棒針:
1.5mmと1.75mmは針先にメッキ加工がされています。
以下は1mmのメッキ加工されていない棒針の説明になります。
- カーボン製
- 針の太さ 1mm 1.25mm 1.5mm 1.75mm
- 針の長さ 15cm
とっても軽い!程よい柔らかさ(折れやすいではなく)新感覚な心地です。
糸との相性が良く滑りにくく吸いつくように編み目が安定します。
鉛筆の先をカッターで削ったような少し角ばった針先が不思議と編みやすい。
新感覚で抽象的な説明しかできないのですが慣れるとクセになります。
HEIDI OTT
棒針:
- 針の太さ0.8mm
- 針の長さ 16cm
- 金属製5本1組
ハイジオット社でも使われている棒針です。
0.8mmは本当に細いです。持っているだけで使ったことがありませんがかなり細密な編み地が編めると思います。
Tulip
棒針:
- 針の太さ 1.3mm
- 針の長さ 11cm、20cm
- 材質 ピアノ線 ニッケルめっき
- 2本1組
こちらはビーズ編み針ですが小物やアクセサリー作りに最適な編み針です。
先端が程よい丸みなので細かい編み目でもすくいやすいです。
日本製だけあってとてもしっかりした作りです。
作る作品にもよりますが平編みをする場合は20cmが編みやすいと思います。
輪編みをされる場合は11cmを4本使われると編みやすいです。
以上がミニチュアニットを編む時に使う編み針の紹介でした。
これからミニチュアの作品を編んでみたい!
違う編み針も試してみたい!
という皆さんのお役に立てたら嬉しいです。