2024-03-26

不器用さんでもウォルドルフ人形を作り上げる3つのコツ



かわいいウォルドルフ人形を作ってみたいけど不器用で最後まで作れるか自信がない・・・。
途中で作るのを諦めそう・・・。
でも子供に作って喜んでもらいたいなぁ。

そう思っているみなさま、安心してください。不器用な私が何とか作り上げました!
作る過程でのポイントやコツなどまとめてみました。
ぜひ参考にしてみていただけたらと思います。

 材料は?

不器用さんにはキットを買われることをおすすめします。一部が縫製済みなのでこれだけでも助かります。生地に型紙を写してなんてやっていたらもうここでギブアップです。
縫い代を付けずに裁断したり・・・。

お裁縫が得意な方からしたらあり得ないことだと思いますが
ブッキー(不器用さま)は毎度やらかします。
それだけは避けたいですのでキットの縫製済みを買われることをおすすめいたします。
テキストも一緒に購入してください。
こちらはキットを買われるお店に一緒にあると思います。
あとはYouTubeも参考にします。

ここは中細糸をギチギチに巻いていくような感じを
想像していただけるといいかと思います。
しっかり固いボールを作るのがポイントです。
フワフワにしたら終わりです。やり直し。
あと羊毛を筒状に巻く作業もあります。
これは腕と脚に詰めます。
この筒状に巻くというのは最初にすべりにくい木(割り箸や菜箸など)に
羊毛を巻きつけるのですがここにもポイントがあります。
ただ巻くのではありません!
カーペットやネルの生地とか滑りにくいところで羊毛を押さえながら少しずつ引っ張りながら巻きます。
こちらもフワフワにしたら終わりです。はい、やり直しです。
このコツが頭の中に最初からあるのとないのでは時間と体力に差が出てきます。
羊毛の扱いがスムースにいけば70%完成したと思っていただいても過言ではないと思います。

 糸をきつく結ぶ

きつく結ぶとはどれくらいかというと指がさけそうなくらいです。
これは大げさではありません。
タコ糸をギューっと指の第一関節に力を入れたり
指に巻いたりして縛ったら痛いんです、
滑るんです、
痛いんです、本当に。
でも安心してください。
ゴム手袋か軍手などの手袋をはめると痛みは軽減されます。
救われますのでぜひ手袋をしてから糸を結んでみてください。

頭と胴体を合わせる

この作業、爪が剥がれるかと思いました。
頭と胴体を交互にすくいながら3周するのですが
最後の1周がきつくてきつくて爪が痛い。
この時に使う針は形が丸くなった針を使うことをおすすめします。
普通の針だと本当に大変です。
私は丸い針を買うのが面倒だったので普通の針でやったのですが
あまりにも爪が痛くて半ベソになり速攻、買いました。
丸いタイプの針の存在すら知らなかったので手芸屋さんにしか売っていないものだと思って注文をしたのですが後日、100円ショップで売っていました。


以上、これら3つが作り上げるコツだと思います。
最初に知っておくと
「ここは難しいところなんだからがんばる!」
という気持ちで取り組めると思います。

お顔の目と口、髪型は楽しみながら

目と口はお好みのタイプで刺繍します。
この位置のバランスが難しいです。
あらかじめマチ針で目と口の位置に刺してバランスを見てから
印をつけて刺繍をします。
納得いくまで考えてください。
目と口ができると急に愛おしくなってきます。
不思議なんですよね〜。
髪型にも何種類かやり方があります。
縫い込むやり方だと髪の色はあとで変えられません。
かつらタイプですとまず頭のサイズに帽子を作ります。
そしてその帽子を被せてからお好みの長さに切った毛糸を
フリンジをつけるやり方で1本ずつ付けていきます。
私はかつらタイプにしました。

番外編
お教室やお友達から教えていただく

今まで作ったことがある方やお教室で先生から
教えていただくのが分かりやすいですし完成もします。
完成した時に一緒に喜んでもらえるのも嬉しいですよね。
「がんばったね〜!」って言ってもらえたら泣くかもしれませんよ。

いかがでしたでしょうか?
私は本当にブッキーなので腕や足が上手に付けられなくて
少し向きがおかしくなってしまいました。
でも完成させた達成感でお人形がかわいくて仕方がありません。
心なしか抱っこをすると温かいような感じさえしてきます。
お子さんやプレゼントされる方、またご自身が喜ぶ様子を
思い浮かべながらがんばって作っていただけたらと思います。